今更ながら8月・9月に読んだ本をまとめてみる。


工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)
工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)
著者:森 博嗣
幻冬舎(2004-12)
おすすめ度:4.5
販売元:Amazon.co.jp
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「水柿助教授」シリーズ1作目。
前に読んだのが2巻だったので順序が逆になってしまった。
タイトル通り作者自身をモデルにしたと思われる
工学部助教授水柿君の日常をおかしくつづっている。
個人的には作家になる過程の2巻のほうが好き。
作者の奥様がモデルと思われる水柿君の奥様とのやりとりが楽しい。


格闘する者に○ (新潮文庫)格闘する者に○ (新潮文庫)
著者:三浦 しをん
新潮社(2005-03)
おすすめ度:4.0
販売元:Amazon.co.jp
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初めての三浦しおん作品。
就職活動に奮闘する女子大生を描いた作品。
タイトルの意味が分かったときはニヤリとしてしまった。



有頂天家族 (幻冬舎文庫)有頂天家族 (幻冬舎文庫)
著者:森見 登美彦
幻冬舎(2010-08-05)
おすすめ度:4.0
販売元:Amazon.co.jp
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読む前から
森見版「平成狸合戦ぽんぽこ」
というイメージを持っていたのだけど、
間違ってもいないし違う面白さもあった。
今の世の中狸は人間に化けないと暮らしにくいのは一緒。
実写よりアニメ向きかな?
でも実写化の際には狸造りたい。
次は「宵山万華鏡」を読みたいな。


ヤングアダルト パパヤングアダルト パパ
著者:山本 幸久
角川書店(角川グループパブリッシング)(2010-04-29)
おすすめ度:5.0
販売元:Amazon.co.jp
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今まで読んだ山本幸久作品で一番切ない感じ。
無責任な大人に振り回されて父親になってしまった14歳って・・・。
面白いけど・・・う~ん・・・。


シングルベルシングルベル
著者:山本 幸久
朝日新聞出版(2009-06-05)
おすすめ度:3.0
販売元:Amazon.co.jp
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絵画修復をしているいい年の主人公(男)を結婚させようと、
父親や祖母とその2人の姉妹が結婚セミナーを利用して
こっそり見合いをさせるというコメディ。
そこで起こるドタバタ騒ぎや、
見合いさせられる3人の女性も個性的で面白い。



失恋延長戦失恋延長戦
著者:山本 幸久
祥伝社(2010-03-11)
おすすめ度:4.0
販売元:Amazon.co.jp
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主人公(女)の高校3年間~卒業後まで続く
一途な片思いを描いた作品。
相変わらずキャラの面白さが秀逸。
どの作品にも言えるのだけど、
キャラの心情を表現する文章が面白い。


「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
著者:J. K. ローリング
静山社(2008-07-23)
おすすめ度:4.0
販売元:Amazon.co.jp
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今頃ようやく読んだシリーズ最終章。
6巻でダンブルドアが死んだことにも驚いたが、
今回も数名の人物が・・・。
「ハリー・ポッター」ってこんなだったっけと思うクライマックスは
「ゴンドールの包囲戦」ならぬ「ホグワーツの包囲戦」。
凄まじい戦いが展開される。
一番最後の章を読んでいろんな意味で救われる気がした。
長い間ありがとう。