造形屋T2Cの日々の雑記

東京都日野市で特殊造形工房『A-L-C』をひっそりと営むT2Cによる日々のつぶやきだったり、ものづくりやランニングの記録だったり・・・。決して日記ではなく雑記。

2007年07月

太陽にさらされて疲れた

今日は久々に秋葉原へ買出し。

普段ラジコン関係の材料は殆ど電話注文して送って
もらうんだけど、今回関わってる映画の小道具に使
いたいパーツを色々と探したかったのと、別件の打
ち合せもあったからそのついでに。

電気街に降りるとやっぱり目に付く。
名物?メイドさん達。
さらにミニスカポリスもいました。
さすがアキバ。

そんで、ネットで幾つか店をリストアップしてお
いたので取り敢えず順番に回ることに。
しかし昨日の予報で今日は涼しいと聞いてたのに
またとんでもなく暑くなったのでなかなかしんど
い捜索に。
最近長時間太陽に当たると体調が崩れやすいのも
嫌な感じ。
また運悪くリストアップしてた店にはお目当ての
パーツの在庫が無かったり、予想外の結構な価格
だったり。
取り敢えずチェックだけしておいて、アキバに来
たら必ず立ち寄るラジオデパートにあることを願
いつつ向かう。
すると探してたパーツが予定してた金額の範囲で
殆ど揃っちゃった。
最初に覗けば良かった。
散々歩き回った甲斐無し!
まあ揃っただけ良かったかな。

この街はお店の人も変わった人が多いかも。
ある店で

「これこれこういったタイプのスイッチって
ありますか?」

って聞いたら10秒近くの沈黙。
聞こえてたのかな?と思ったら突然

「最近そういうのはね?・・・・・・・・・・」

って、その先は?
そのままでまた黙ってしまったのでそそくさと
去ることに。
な?んだそりゃ?(カメハヤ風に)

欲しいパーツは揃って、ついでに見ておきたい
店にも寄れたので、別件の打ち合わせのために
銀座へ移動。
銀座って来たことあるのかな?ってくらいに自分
の人生に接点の無い土地だな?。

画像は地下から出たところで出くわした歌舞伎座。

712863d8.jpg


銀座ってこんなのがあるんだね?って取り敢えず
撮ってみたら、すれ違う外人さんも撮ってた。
俺って一体・・・。

初めてお仕事する相手なのでちょっとドキドキし
ながら先方のオフィスへ。
小綺麗なオフィスでの打ち合わせっていつも緊張
してしまう。
なんとなく場違いな存在に思えたり。
被り物の話をしている時も、

「顎ひも」

と言うつもりが

「顎ヒゲ」

とか言っちゃってたり・・・。
ギャグでもあるまいし。
慣れないといかんね?。
そんで打ち合わせも無事?終えて先程ようやく帰宅。

ほとんど出ずっぱりな日になってしまった。
陽にもよく当たったしよく歩いたし。
今夜はよく眠れそうだ。








ここ数日のこと

木曜日に映画を観てきた。
「きみにしか聞こえない」。
最終日の前日。
ようやくといった感じ。
で、感想はと言うと、なかなか良かったです。
取り敢えず自分の関わった部分の確認的に行ったのだけど、ちょっとジ?ンときた。
席はガラガラではあったけど、終了後に振り返ると顔をグシャグシャにして泣いてる女子高生を数人発見。
少し気恥ずかしいくらいの青春物なんだけど、自分も素直にいい映画だと思った。
画像はパンフレット。

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金曜日以降は打合せだったり電話連絡だったり見積もり書きなんかに追われる。
昨日も調布の某スタジオの装飾部にて映画の打合せ。
なかなか難しい発注なのだがどうなるかしら。
打合せ終了後、丁度別件で来ていた友人の特殊メイク・アーティストであるZOMBIEMASTER夫妻に現場を案内してもらう。
某女優のダミーを画像で見せてもらったけど相変わらずスゲ?出来。
お見事でした。
で、お話もそこそこにスタジオを後にし、せっかくなので近くに住む同じく友人の特殊メイク・アーティストのバンカク氏のアトリエにお邪魔させていただく。
おバカ話と真面目な話、映画とは別件のご相談も交えつつ昼飯に行く。
バンカク氏も連絡待ちだったそうで、結構お邪魔してしまいました。
ありがとね。

で帰宅後と本日は映画の方のプランを練るといった感じでした。
先程別件の方の連絡が来て、何やら思いがけない展開になるかも。
やっぱり打合せや交渉事は難しいな?。
ま、それでもなんとかなるでしょ。
結局いつもそんな感じなのです。

そして船木誠勝の復帰宣言。
柴田と船木の今後も気になる。

そうそう。
またまた宣伝。
現在開催中の第29回ぴあフィルム・フェスティバルにて、昨年末から今年にかけて参加してた短編映画

「けものがにげる」

が招待上映されます。
7月19日の夕方です。
ウチが何をしたかは観たらすぐに分かるはず。
不思議な味わいの映画なので、良かったら皆様足運んでください。

遅ればせながら追悼

本当はもう少し早く書きたかったこと。

プロレスラー「クリス・ベノワ」のこと。
先月亡くなってしまった。
80?90年代には新日本プロレスで「ペガサス・キッド?ワイルド・ペガサス」のリングネームで活躍してた。
ジュニア・ヘビー級なのにヘビー級の選手すらポンポン放り投げるパワーと、跳び技もこなす身軽さも持ち、さらに関節技もこなす素晴らしい選手だった。

ECW、WCW、WWEでも活躍してたのに。
まだ40歳なのに。

その親友でもあった二代目ブラック・タイガーことエディ・ゲレロが数年前に逝ったときも悲しかった。
お気に入りだったレスラーが若くしてこの世を去ってしまうのは切ない。

日本にいた頃の、まさに引っこ抜く感じで相手を投げるドラゴン・スープレックスや、信じられないくらいの角度まで相手を持ち上げて落とすワイルド・ボムなんかもインパクトあったな?。
でも、初めて観に行った92年の両国で、ペガサス・キッドが獣神サンダー・ライガーに雪崩式パワーボムを放った時の衝撃は今も忘れない。
会場がどよめいた。

「ライガー死んじゃうよ!」

とか思ったもんな?。
今でこそよく見るけど、当時はパワーボムを雪崩式なんてやる人いなかったと思うし。

画像は当時のパンフレットから。

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遅ればせながらクリス・ベノワ氏とその家族のご冥福をお祈りします。

ブログ再開。

随分と空けてしまった。

まあ色々とあってイラついた時期が続いたり、愚痴を書いてしまいそうだったので自粛してみたりなんかして。
色々とハッキリしないことが多すぎてね。
取り敢えずもうすぐ落ち着く予定なので再開してみることに。
本当に落ち着くのかな?

そんな最中にも別件の話が来たり無くなったり、また別のが来たり。
ここまで来て無くなるか?みたいのもあったり。
なかなか慌しい映像業界のようだ。

そうそう。
昨年参加した映画

「きみにしか聞こえない」

が先月中旬から公開中。
知り合いの美術さんに頼まれて、劇中に登場する「玩具の白い携帯電話」を二つ制作。
一つはよくある玩具の携帯電話の基盤をそのまま流用して、ボタンを押せば色んな所が光るタイプ。
もう一つはラジコンカーの基盤を流用して、無線操作で着信LEDが点滅するタイプ。
一応重要な役割を果たしてるはず。
乙一氏原作の泣ける良い話らしい。
未見なので劇場に行きたいな?。
来週末とかに行ければいいな?。

久々の日記でも画像はやっぱりお気に入りの書籍から開始。

1c9ef57e.jpg


「図説 創造の魔術師たち?19世紀発明家列伝」

昔の人々のおかしな発想の図がたくさん載ってる。

「空中歩行器」とか「鳥力飛行機」とか「演奏用指支持装置」とか。

こんな物も。

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船が難破した際の救命具。
そのまま「スチームボーイ」にも出てきそうなのだ。
この頃の発明品とかのフォルムって魅力的だな?。



プロフィール

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奥山哲志
特殊造形屋/アニマトロニクス・クリエイター。
映画・TV・CMなどに使用されるキャラクターや小道具などの造形製作ならびに造形物を動かすメカニカルの製作をしております。
参加作品などは下記サイトでご確認ください。
https://alc.ninja-web.net/

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